分散投資

分散投資はもう古い?FPが語る、現代における分散投資の重要性

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「分散投資」という言葉を聞かなくなってきた?

はじめに

ファイナンシャルプランナーの井上ヨウスケさんは、分散投資は今でも大切な考え方だと述べています。

多くの人が分散投資を必要ないと感じている背景には、人間の心理的なサイクルが関係しているようです。

この記事では、人間の心理に触れながら、分散投資が依然として重要である理由を解説します。

動画のポイント

  • ポイント1:分散投資というアイデアは健在 分散投資というノウハウが使えなくなったのではなく、人々が分散投資をしたくなくなっただけだと考えられます。
  • ポイント2:人間の本質は変わらない 昔から変わらない人間の性質があるからこそ、分散投資は必要とされています。
  • ポイント3:取り残されたくない心理 人々は、利益を追求するよりも、置いていかれることへの恐怖から株を買う傾向があります。この心理が分散投資を敬遠させる要因かもしれません。
  • ポイント4:不確実性の高い時代だからこそ分散投資 自分自身が無知であることを自覚しているからこそ、分散投資をするべきです。

人間の心理と分散投資

井上さんは、人間の心理的な傾向がバブルを繰り返し、分散投資が不要とされる状況を生み出すと考えています。

その心理的な傾向として、以下の5つを挙げています。

  1. 強欲 人間はより多くのものを求め、社会を発展させてきました。
  2. 信じたいことを信じる 都合の良い情報を求め、信じる傾向があります(確証バイアス)。
  3. 自分は他人より優れていると思い込む リスク許容度が高いと考える人が多いですが、客観的な評価とは異なる場合があります(自信過剰バイアス)。
  4. 他人と同じであることに安心する みんなが買っているものを買うことで安心感を得ます。
  5. 歴史や先人の知恵を軽視する 過去の教訓から学ばないことが繰り返されます。

FOMO(取り残される恐怖)

近年、FOMO(Fear of Missing Out)という言葉が注目されています。

これは、自分だけが取り残されることへの恐怖から、投資などに参加する心理です。

この心理が、分散投資をせずに特定の投資に集中する傾向を強めている可能性があります。

無知の知と分散投資

井上さんは、本を読まない人ほど自分が物知りだと思い、よく勉強する人ほど自分の無知を自覚していると指摘します。

レイ・ダリオの言葉を引用し、知れば知るほど知らないことが増えるという「無知の知」の重要性を語っています。

知らないことが起きた時のリスクを考慮し、分散投資をすることが大切だと述べています。

まとめ

分散投資は、人間の心理的な要因によって過小評価されがちですが、不確実性の高い現代において、その重要性は増しています。

自分自身の無知を自覚し、何が起こるか分からない未来に備えるために、分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。

今回の動画はこちら

あなたは分散投資をしていますか?

分散投資をする上で、どのような点に注意していますか?

ぜひコメントで教えてください。

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